日記

有閑パーマ・おすまし人生からの脱却

パーマをかけ直してもらいに行った。数時間かけて、尻を痛くし、さっぱりコンパクトにまとまったくるんくるんパーマができあがり。 通っている美容院は風変わりで、施術の前に清潔な洞窟をイメージさせる畳敷の部屋でゆっくりお茶を飲む時間があり、施術中の…

文学フリマを眺める

今日は東京で文学フリマが催されていたようだ。 ここ数年で文章を書くひとたちをたくさんTwitterでフォローしたので、タイムラインでは全員が文フリに行っている、あるいは興味を持っているように見える。しかしきちんと数え上げて割合を計算すれば、フォロ…

未来の発掘・火鉢

近所の郷土資料館に行った。 ここに越してくるまでこの地に縁もゆかりもなかったので、昔の写真にどこどこの辺りと説明書きがあっても、今の状態と比べることができなくてもどかしい。一点だけ、家のごく近所の昔の写真があった。もうカラー写真になっている…

最終上映・駐輪場

映画の最後の回へ行った。 暗い中自転車を走らせて、映画館の地下の駐輪場に停めた。自転車の風が頭蓋骨に沁みる季節になってきたな。寒いと、耳の後ろの出っ張っている骨が痛くなってくる。 すこし時間があったので、近くの図書館に入る。作庭の本を眺めた…

ひねりのキレ・コバエ退治・全自動メンテナンスフリーの夢

朝から元気にラジオ体操第一・第二を通しでやり、具沢山トマトスープなども作ってしまい、今背筋を伸ばしてPCに向かっている。ふだん慣れないシャッキリぶりを発揮すると、午前中で電池切れになりそうでこわい。わたしにもこういう調子いい日があるのだ、十…

ドラム式・猫ドア・難解な操作

家に新しい洗濯機の来る日だ。 わたしはなにしろ無職なので洗濯物を干す時間はいくらでもあり、洗浄力が高いと聞いたので洗濯機は縦型派だったのだが、ここへ来てあえなく乾燥機つきのドラム式に変えた。隣人がベランダでタバコを吸い、干した洗濯物に臭いが…

建前で膨らむリュック

山に登った。 200m級の低山だが、日頃動かないので脚がジンジンしてるし、リュックが重かったので肩も痛い。 山に登るときの荷物はとても難しいと思う。水をどれくらい持っていく? 防寒着はどれにする? さすがにレインウエアはいらないよねえ、行動食って…

温泉たまご制作の選択肢

いろいろあって、温泉たまご器をもらった。いろいろのところは長くなるので省略する。それから、べつに温泉たまご器は欲しくなかったし、ほとんど押しつけられたようなものだと思っている。断れなかった。 温泉たまごを作れる機械は、実はうちにもう一台ある…

欲深・罵倒のはかどり

自分の制作の記録をしたくてブログを開設し、文ももうずいぶん書けなくなっていたのでリハビリになったらいいなと思いながら、いま目の前に見える庭について描写するところからこの日記を始めた。日記と呼んでいるけれど、心構えは「日報」のつもりだ。毎日…

身支度・ラバーダック

わたしがまだパジャマで、顔も洗わずトカゲを部屋で散歩させながら無のゲーム(同じ絵のタイルをみっつ選び集めるスマホのパズルゲーム)をしていた13時、夫はひと山を登りきり、下山報告とともに気持ちのよい風景写真をわたしに送っていた。 夫婦でこの落差…

出不精の理屈・古代エジプトの流行

今日は空に雲がなかった。出不精さえもふらふら徘徊したくなるような天気だ。しかし外に出る用意と天秤にかけ、やっぱり出かけなかった。外へ出るのにどれくらいの身支度をするか、最適解をもうずっと見つけられていない。くるんくるんのパーマヘアにしてか…

ピアスの安定・愛をやる

一年前、ピアスを初めて空けた。両耳たぶにひとつずつ、ありふれたファーストピアスだ。しかしずっと、ずっとというのは20年くらいは、空けたいな、でもだめだろうなと思っていた。 15歳のときに首の手術をした。斜頸といって生まれてまもなく、首の右側の筋…

虎が夢を見る・撮り逃し

タイガー立石「とらのゆめ」が掲載されているので「こどものとも 年中向き 12月号」を買った。 こどものともを自分で買ったのは初めてだと思う。今回買うまで知らなかったのだが、こどものともは年単位の定期購読を基本としていて、ある号一冊だけを通販する…

短い悲鳴

日記を書いていると、自分が日頃どんな感情になりやすいかがよくわかる。わたしはよく「恥ずかしい」と書く。これはほんとうに根深い。昔より捨てられるようになったが、まだまだ湧いてくる。恥ずかしくて実際に顔を赤らめることもあるし、一人で思い出して…

手入れ・すけそうだらソーセージ・くさい

ふと爪を見たらボロボロだった。 わたしは手が大きく指も長めなので遠目で見るときれいな手とお褒めいただけるが、大人になっても爪を噛む癖が抜けなくて、爪の形が歪である。常に噛んでいたり人前で噛んでいたりはしないので、痛々しいほど深爪というわけで…

挟む・アウトオブアフリカ・今なら

クローゼットの中折れ式扉の折れ部分に指の腹を挟まれ、たいへん痛かった。なんとも文字にしようのない悲鳴が出たくらいだ。 しばらくすると赤くスジ状に内出血している部分と、さらに奥に青あざのようになっている部分ができた。指の腹に青あざとは、初めて…

個人鑑賞・瞬間忘却・反省会

テクニカルイラストレーションの鑑賞のため、身近な説明書などから絵を切り抜いて開陳していると、必然的に他人からわたしの生活が透けて見える事になる。今日もこの説明書のイラストは大変個性的でよいなあと思ったが、これを買っていると誰にも知られたく…

別々の場所・人生の距離

zoomでの会合に久しぶりに参加したのだが、このPCのカメラだと画角のせいで天井の照明が眩しい。 ところでこれは会合に参加しながら書いている。海の近くに越したという同級生が海辺はいいと話している。zoomをやりながらPCで文章を書いていても特にバレない…

温室・誰もおまえを愛さない

ここ一年で鉢植えの植物がずいぶん増えた。 庭に植えるつもりだったが、庭の日当たりだか土だかがお気にめさず枯れそうになり救出したもの、以前住んでいた場所より寒い地域に越してきてしまったため、外では越冬できなくなったものなど。さらに、植物を好ん…

むら・都合のわるい耳

オッケー、昨日も日記を書かなかったけど、もう気にしないことにした。以降、書かなかったと申告することもしない。だいたい書けない日はそんなに気分がよくないことはたしか。 わたしはもしかして人より気分のむらが激しいんだろうか。乱高下という感じでも…

落選・展望

原稿用紙6枚で応募していた小説が、あえなく落選した。不思議だが、去年よりずいぶん気楽だ。一度出場しているから、あの場所でどのような嵐が吹き荒れるか、わかっている。それを何度も経験したいと思って三年連続応募してしまうのは、嵐で苦しくても、そ…

返却期限・小さなコラージュ

何冊も並行して読み、一日でどんなに頑張っても一冊の本は20ページくらいしか進まないわたしにとって、図書館の本を返却期限までに読み終わるのは至難である。基本の貸し出し期間は二週間なので、毎日20ページ読めたとしても、280ページの本しか読み終えられ…

人影

23時ごろ、家の窓から見える道に人影があった。 このあたりは住宅地だが駅から遠いので、夜はまったくと言っていいほど人通りがなく、時折通るのは明らかに家路を急ぐ人のみ。ご近所さんでもどこかへ行くのには車を使う人のほうが多いくらいの場所だ。 そん…

縮む・研ぎ牙

ウール100%の毛布を家でじゃんじゃん洗っていたら、一応ドライコースにはしていたもののたいへん縮み、くるまって寝ようとしても上手にやらないと背中が出るようになってしまったため、新しい毛布を買った。古いのはまあ、大きい家具を移動するときに床を傷…

無のゲーム・ホットカーペット

二日間、日記を書かなかった。もうふりかえるのも脳の容量的に無理があるので、穴をあけといてよしとする。 日記を書かなかった理由は、親が家に来訪して、ひさしぶりにあーーーなんとか終わったーーー助かったーーという疲れを味わったせいで、なにもする元…

雨の掃除・ラグ逍遥

一週間前に調べた天気予報に従って毎日の掃除予定を組んでいたため、今日は晴れのはずで、掃除箇所は全掃き出し窓だったのだが、実際はたいへんしっかりとした雨であり、予定はくずれおちた。 しょうがないので夕方まで呆然とし、ようやく動き出して出しっぱ…

芝生・池に行きたい

友人とピクニックをした。 広々とした芝生のある公園でレジャーシートを敷き、各々お弁当を食べたり、寝転がったり、トランプしたりして、非常に楽しく過ごした。 徒歩5分くらいのところにこれくらいの人口密度の低い芝生があったら通いたい。ひとりで昼寝…

午前中・畳

昨日の疲れでまた午前中はまるまる寝ていた。 わたしには午前中というものが存在しないと思って予定や活動を決めたほうがいい。誰かと約束していたり、なんらかの予約を入れていたりすればちゃんと午前中から活動できるのだけど、そういうのは月に2回もあれ…

評価・みんなの外・梨

朝、出勤する夫とともに6時台に起きる。ちゃんと朝ごはんも食べ、洗濯もし、シャワーを浴びて身支度し、午前中のうちに家を出る。 日曜日に家に来る親は食べられるものが少ないうえ、美味しいと思うものも限定的で、外食もできないし、わたしには彼らが満足…

昨日の記憶

昨日は日記を書かずに寝た。 忘れていたわけではなく、めんどうくさくなってしまった。この人間は毎日飽きもせず同じようなことを考えている。わざわざ書き残してやる必要などあるだろうか。 翌日、思い出してこれを書いている。公開日時の設定は昨日にしと…