無のゲーム・ホットカーペット

二日間、日記を書かなかった。もうふりかえるのも脳の容量的に無理があるので、穴をあけといてよしとする。

日記を書かなかった理由は、親が家に来訪して、ひさしぶりにあーーーなんとか終わったーーー助かったーーという疲れを味わったせいで、なにもする元気がなかったからである。こういうとき、わたしはだいたいスマホで、特におもしろいとは思っていないが無になれるパズルゲームを何時間もしつづけて寝落ちする。

最近はナンプレと色水を色ごとに瓶に分けるゲームと、ハリーポッターのマッチ3ゲームの三つをローテーションしている。

親の来訪に備えて一週間、ほとんど家の掃除しかしていなかったため、読みかけの本、毎日やろうと思っていた制作や執筆のルーティンなどを忘れてしまった。ぼんやりがひどい。きっと年末までは親のことも考えず済むだろうという安堵感と余裕はあるが、なにかしたいという気分にはならない。

 

猫のためにホットカーペットを出した。

猫はホットカーペットをつけていると床で伸びて寝る。ついていないときには人間の膝から降りようとしないが、ホットカーペットのほうが暖かいし広いから寝やすいのだろう。それでも背中をこちらの足に一部分だけ触れさせて寝ているので、かわいい。