2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

終日を一文で・なかなか浴びない

昨日は朝寒すぎたので浴槽に湯をためて浸かっていたらまんまと体力を奪われ、拭こうとしたバスタオルが乾燥機でちゃんと乾かせていなかったみたいで雑巾より臭く、あまりの臭さに頭が痛くなり、ゾンビのような動きでラジオ体操をしたもののなにも爽快になら…

ラジオ体操から人生へ

ラジオ体操を続けている。快挙! ラジオ体操をすると、必ずと言っていいほど猫が足に絡みつき、いい顔でアキレス腱や踵を噛む。はじめはふだん動きの乏しいわたしが急に大きな動きをするから怒って噛むのかと思っていたが、顔を見ているとたぶん遊んでいるつ…

膨れる不安

冬の始まりの強風がふく、いい天気の日だった。外気のにおいが違う。庭の落葉樹が、一気に葉を落としていく。南側の庭だが家に囲まれているのであまり日が当たらず、本来なら紅葉が綺麗なはずの落葉樹であっても、枯れたような色でただ呆気なく散ってしまう…

クチコミ・いい風呂

起き抜けでもう気分が最悪だったため、そのまま枕元にあったスマホを取り上げ、勢いよく近所の婦人科を検索、予約した。しかし初診の予約は年内はいっぱいで、年明けにするしかなかった。12月のPMSはまた辛抱しなくてはならない。それでも予約しただけでつら…

つかえ・おなじみの

キッチンの排水口を掃除していて奥をのぞくと、見慣れない白い糸のようなものが、ちょうど管の内径に橋を渡すようにして引っかかっている。すぐ上の明かりをつけてよく見ると、どうやら魚の骨だ。網の目をかいくぐったはいいものの、水流で真横になってしま…

有閑パーマ・おすまし人生からの脱却

パーマをかけ直してもらいに行った。数時間かけて、尻を痛くし、さっぱりコンパクトにまとまったくるんくるんパーマができあがり。 通っている美容院は風変わりで、施術の前に清潔な洞窟をイメージさせる畳敷の部屋でゆっくりお茶を飲む時間があり、施術中の…

文学フリマを眺める

今日は東京で文学フリマが催されていたようだ。 ここ数年で文章を書くひとたちをたくさんTwitterでフォローしたので、タイムラインでは全員が文フリに行っている、あるいは興味を持っているように見える。しかしきちんと数え上げて割合を計算すれば、フォロ…

本のブローチ、本文紙の発見

なんと本文に使っていた紙があった。紙だけでなく、ちゃんと印刷までされていた。切れば使える。 このA4一枚で一冊ぶん。 なのにこれを発見する前に、おりがみの折丁におもしをのせて一日落ち着かせ、小口の裁断をするのに小一時間かかりとまさに徒労をやっ…

本のブローチ、逆目について

昨日、偉そうに「洋紙には目がある」と書いたというのに、まんまと目を逆にしておりがみで折丁を作ってしまった。この紙は廃棄。正方形の紙は間違えやすいな。目の方向と並行の線を薄く鉛筆で書いておくべきだ。 やはり両面おりがみは一枚が厚いので、ひと折…

本のブローチ、紙の選定(2)

昔、作業場にしていた実家に戻れば、本ブローチの本文として使った紙もあるだろうと思うが、遠いのでなるべく行きたくない。 手近にある紙でなんとかなるだろうかと、両面おりがみとお花紙を折丁にしてみた。 洋紙には目というものがあり、本や冊子にすると…

未来の発掘・火鉢

近所の郷土資料館に行った。 ここに越してくるまでこの地に縁もゆかりもなかったので、昔の写真にどこどこの辺りと説明書きがあっても、今の状態と比べることができなくてもどかしい。一点だけ、家のごく近所の昔の写真があった。もうカラー写真になっている…

最終上映・駐輪場

映画の最後の回へ行った。 暗い中自転車を走らせて、映画館の地下の駐輪場に停めた。自転車の風が頭蓋骨に沁みる季節になってきたな。寒いと、耳の後ろの出っ張っている骨が痛くなってくる。 すこし時間があったので、近くの図書館に入る。作庭の本を眺めた…

本のブローチ、紙の選定(1)

制作日誌をふだんの日記とは別に書いていくことにする。 本やzine、最近興味のあるテクニカルイラストレーションを鑑賞するために抜き出してコラージュしたものといった、ビジュアルにうったえる制作に関する記録のつもりだ。完成したものだけでなく、制作途…

ひねりのキレ・コバエ退治・全自動メンテナンスフリーの夢

朝から元気にラジオ体操第一・第二を通しでやり、具沢山トマトスープなども作ってしまい、今背筋を伸ばしてPCに向かっている。ふだん慣れないシャッキリぶりを発揮すると、午前中で電池切れになりそうでこわい。わたしにもこういう調子いい日があるのだ、十…

ドラム式・猫ドア・難解な操作

家に新しい洗濯機の来る日だ。 わたしはなにしろ無職なので洗濯物を干す時間はいくらでもあり、洗浄力が高いと聞いたので洗濯機は縦型派だったのだが、ここへ来てあえなく乾燥機つきのドラム式に変えた。隣人がベランダでタバコを吸い、干した洗濯物に臭いが…

建前で膨らむリュック

山に登った。 200m級の低山だが、日頃動かないので脚がジンジンしてるし、リュックが重かったので肩も痛い。 山に登るときの荷物はとても難しいと思う。水をどれくらい持っていく? 防寒着はどれにする? さすがにレインウエアはいらないよねえ、行動食って…

温泉たまご制作の選択肢

いろいろあって、温泉たまご器をもらった。いろいろのところは長くなるので省略する。それから、べつに温泉たまご器は欲しくなかったし、ほとんど押しつけられたようなものだと思っている。断れなかった。 温泉たまごを作れる機械は、実はうちにもう一台ある…

欲深・罵倒のはかどり

自分の制作の記録をしたくてブログを開設し、文ももうずいぶん書けなくなっていたのでリハビリになったらいいなと思いながら、いま目の前に見える庭について描写するところからこの日記を始めた。日記と呼んでいるけれど、心構えは「日報」のつもりだ。毎日…

身支度・ラバーダック

わたしがまだパジャマで、顔も洗わずトカゲを部屋で散歩させながら無のゲーム(同じ絵のタイルをみっつ選び集めるスマホのパズルゲーム)をしていた13時、夫はひと山を登りきり、下山報告とともに気持ちのよい風景写真をわたしに送っていた。 夫婦でこの落差…

出不精の理屈・古代エジプトの流行

今日は空に雲がなかった。出不精さえもふらふら徘徊したくなるような天気だ。しかし外に出る用意と天秤にかけ、やっぱり出かけなかった。外へ出るのにどれくらいの身支度をするか、最適解をもうずっと見つけられていない。くるんくるんのパーマヘアにしてか…

ピアスの安定・愛をやる

一年前、ピアスを初めて空けた。両耳たぶにひとつずつ、ありふれたファーストピアスだ。しかしずっと、ずっとというのは20年くらいは、空けたいな、でもだめだろうなと思っていた。 15歳のときに首の手術をした。斜頸といって生まれてまもなく、首の右側の筋…

虎が夢を見る・撮り逃し

タイガー立石「とらのゆめ」が掲載されているので「こどものとも 年中向き 12月号」を買った。 こどものともを自分で買ったのは初めてだと思う。今回買うまで知らなかったのだが、こどものともは年単位の定期購読を基本としていて、ある号一冊だけを通販する…

短い悲鳴

日記を書いていると、自分が日頃どんな感情になりやすいかがよくわかる。わたしはよく「恥ずかしい」と書く。これはほんとうに根深い。昔より捨てられるようになったが、まだまだ湧いてくる。恥ずかしくて実際に顔を赤らめることもあるし、一人で思い出して…

手入れ・すけそうだらソーセージ・くさい

ふと爪を見たらボロボロだった。 わたしは手が大きく指も長めなので遠目で見るときれいな手とお褒めいただけるが、大人になっても爪を噛む癖が抜けなくて、爪の形が歪である。常に噛んでいたり人前で噛んでいたりはしないので、痛々しいほど深爪というわけで…

挟む・アウトオブアフリカ・今なら

クローゼットの中折れ式扉の折れ部分に指の腹を挟まれ、たいへん痛かった。なんとも文字にしようのない悲鳴が出たくらいだ。 しばらくすると赤くスジ状に内出血している部分と、さらに奥に青あざのようになっている部分ができた。指の腹に青あざとは、初めて…

個人鑑賞・瞬間忘却・反省会

テクニカルイラストレーションの鑑賞のため、身近な説明書などから絵を切り抜いて開陳していると、必然的に他人からわたしの生活が透けて見える事になる。今日もこの説明書のイラストは大変個性的でよいなあと思ったが、これを買っていると誰にも知られたく…

別々の場所・人生の距離

zoomでの会合に久しぶりに参加したのだが、このPCのカメラだと画角のせいで天井の照明が眩しい。 ところでこれは会合に参加しながら書いている。海の近くに越したという同級生が海辺はいいと話している。zoomをやりながらPCで文章を書いていても特にバレない…

温室・誰もおまえを愛さない

ここ一年で鉢植えの植物がずいぶん増えた。 庭に植えるつもりだったが、庭の日当たりだか土だかがお気にめさず枯れそうになり救出したもの、以前住んでいた場所より寒い地域に越してきてしまったため、外では越冬できなくなったものなど。さらに、植物を好ん…