雨の掃除・ラグ逍遥

一週間前に調べた天気予報に従って毎日の掃除予定を組んでいたため、今日は晴れのはずで、掃除箇所は全掃き出し窓だったのだが、実際はたいへんしっかりとした雨であり、予定はくずれおちた。

しょうがないので夕方まで呆然とし、ようやく動き出して出しっぱなしになっているものを無理やり入るところへ押し込んだり、暖房器具を引っ張り出したりなどした。窓は明日がんばろう。

ということは、明日は全掃き出し窓および玄関、下駄箱とけっこうきつめな掃除となる。今から億劫だ。

早く親が来て、この苦しみから解放されたい。日曜日の夜には済んでいるのだ。それまでの辛抱だ。

べつに時間がないわけではないのに、親の来訪による準備以外のことは一切手をつけられなくて、読書も自学自習も制作も執筆も一週間やれていない。

 

ラグを買いたくて、Etsyなどで見ているが、どうも決めきれない。

猫がラグに吐く可能性も考え、小さめのを何枚もパッチワーク状に並べるスタイルにしたいなあと夢想するが、市松模様みたいになるのは好みでなく、柄や絵のあるわりとカラフルなのを少しずつ買ってでたらめに敷きつめていきたい。

アフガニスタンなどで作られているWar Rug(戦争が長いので、身の回りの事物をモチーフに作るラグが戦車や戦闘機、銃になっている)や動物がモチーフのラグ、モロッコのベニワレンで無軌道なあみだくじみたいな柄のラグなんかが好きだ。おそらく中国のヴィンテージで、壺や皿をモチーフにして一枚絵のように織っているラグもいいなあと思うが、これは希少なようで、手を出せる金額のものはなかった。

お気に入りリストばかりが膨らんでいくが、数年買えずにいて、以前にお気に入りしたものはもう売り切れていたり、今の気分でなかったりする。

インテリア用品は精神的にあまり買い替えられないので、決断を伸ばしつづけてきた。気に入らなければメルカリとかでさっと売ってしまって、それを元手に違うのを買えばいいじゃない、とフットワーク軽く買いたいなあと憧れるが、わたしは執着が強く、なかなかそうなれずにいる。

冬の間に一枚か二枚、買えるといい。