食べたものたち

昼にインスタントの豚骨ラーメンを作り、水を半分豆乳にしてみたら、スープがおいしくなりすぎて全部飲んでしまった。

 

いつもはコーヒー派だが急に紅茶が飲みたくなり、棚にあったアールグレイティーバッグを淹れる。ティーバッグの飲みかたの説明書には2分くらい蒸らせとあるが、わたしは二、三回ティーバッグを湯の中で振ったらさっと引き上げる。これ以上入れていると渋くない?って思う。

 

夕食は、豆腐、豆乳、卵、わかめスープの素、ちょっぴり野菜(今日はチンゲンサイ)を混ぜ、チーズとマヨネーズをかけたものをオーブンで焼き、テキトーグラタンにして食べた。豆腐は木綿を買ってきたのだけど、最近の木綿豆腐って絹との違いが薄い気がする。

 

夜、夫が買ってきたいちご味のピノを分け合い三個ずつ食べる。ハート型のピノがひとつ入っていた。わたしたちはデザートをなんでも半分こするので、同じものをふたつ買うことはほとんどない。おいしいものは量より種類多く食べられたほうがうれしい。たまに独り占めしたくもなるが、そういうときはこっそり買ってきて、いないうちにこっそり食べちゃう。バレない。夫はそういうことは決してせず、律儀に分けてくれる。いいやつなのだ。わたしはひとりっ子で夫はきょうだいがいたから、それが関係してるんじゃないかと思う。家庭内で大人からなにかを分けてもらってひとりぶん以上を食べられることもあるひとりっ子と、なにかと分け合いなさいと親に教えこまれるきょうだい持ちとの違いだ。