ダメ・揺れる

たいへんダメ。

朝は7時ごろ起きて朝ごはんも食べたが、二度寝して14時近くに起き、テキトーなものを食べたりえんえんとTikTokを見たりしているうちに夜になった。

もう23時である。

 

というところで地響きがしたのち、大きめの地震がきて、ずいぶん揺らされた。

今日は歯も磨いていない、風呂に入ったのも昨日の朝であったため、このざまで避難所に行くのか!? 臭いのに!? という考えが咄嗟に浮かぶ。汚い状態から避難して体育館生活が始まり、そのまま何週間も風呂に入れなかったらさすがにしんどいなあと大きめの地震が来るたび思うが、喉元過ぎればどころか飲みこんだ途端に熱さを忘れ、なかなか毎日きちんと風呂に入ることができない。

幸い、家の中のものはなにも落ちなかったようだ。

明日、外壁や基礎に変なところがないか点検しないといけない。持ち家になってから、地震で家が壊れたら困るという心配が上位にくるようになった。地震保険に入っているが、どんなに手厚い補償にしていても、たとえ家が倒壊したとて全額補償されるわけではないのだ。つまり住む場所がないのにローンだけ残るということが十分ありえる。

しかしこう書いていて気付いたが、わたしは自分が死ぬかもとすぐには考えないようだ。

常日頃から、どこかで自分は大丈夫と思っているのだろうか。時間が無限にあると思っている節はある。だからこんな歳までだらだらと暮らしているのだし。突然珍しい病気になって、もう数ヶ月で死にますなどということになったら、慌てふためき醜態を晒しそうだ。

とりあえず風呂に入ろう。

深夜にさらなる大地震がくるかもしれない。きれいな体で避難したい。